太古の昔より人類は、男は家族のために狩りを行い、
女は子どもを産んで育てるという役割を担いながら繁栄してきました。
役割がそれぞれに違うわけですから、思考回路にも当然違いが生じてきます。
この思考の違いこそが、人類繁栄には不可欠だったにもかかわらず
現代社会では、仕事、家庭、恋愛、様々な場面で仇となる場合があります。
違いを理解できていれば、難なく済む場合も多々あるのに・・・
あー、もったいない!!そんなシーンをご紹介しましょう。
楽しい雰囲気でお互いが「好印象」を持っていたにも関わらず、帰り際にやってしまいました!?
この日のお見合い、女性はお見合い後、仕事の予定が入っていました。事前にその事を聞かされていた男性は、仕事前にバタバタとするのは相手に失礼だと考え、その場は連絡先を聞くことをせず、改めて「また会いたい」と伝えるつもりでした。ところが女性のほうは、そんなこととは露知らず、「なんで連絡先を聞いてこないの?」とガッカリして、好印象だった相手への思いが一気に冷めてしまいました。
その後、いくら説明をしても、女性は納得できません。彼女の考えはこうです。
『仕事のことを気遣ってくれたのは嬉しいけれど、また会いたいという気持ちが大きければその場で聞いてくるはず・・・。結局その程度の思いだったってことよね。』
いかがですか?客観的に見れば、男性は悪くないし、女性があまりにも自分勝手なように感じませんか?
でも、どちらが良い悪いという話ではないのです。女性という生き物を理解していれば、男性はその場で連絡先を聞いていたでしょうし、女性のほうも男性の思考を理解できれば、彼の優しさが十分に伝わったはず。残念なことです。
男性は目の前にある現実を踏まえて次を考えます。女性は現実よりもその瞬間の感情を優先するのです。どうすればこの二人は上手くいったのか?
実に簡単なことです。男性が「また会いたいから連絡先教えてもらえますか?」と聞けばよかっただけ。もし男性が「そんなデリカシーのない男だと思われたくない」というなら、「この後仕事なんですよね?慌しくてごめん」と一言つけ加えればよいのです。この場面で最も大切なのは「また会いたい」という気持ちを相手へ伝えることだけなのです。
ドライブでのデートでありがちな例ですが、男性は目的地へ到着することばかりを考えがちです。A地点からB地点へ向かう最中、いかに予定どおりB地点へ到着するかが一番の課題なのです。一方、女性のほうはA地点からB地点へ行く過程(プロセス)も楽しみたいのです。どうせB地点へ向かうなら、その途中も楽しみたい!車窓を流れる風景や街並み、車中での会話、立ち寄るお店、などなど。そう!女性のほうが欲ばりなのです。
でも男性は、女性がそんなことを望んでいるとは思わず、ひたすら目的地を目指します。
バスの運転手じゃないんだから〜(笑)
では、このような場合は、どうするのが理想なのでしょう?男性のは、目的地へ到着する時間が多少遅れても構わないと思って、で〜んっと構えること!トイレ休憩を兼ねて、こまめにお店やコンビニに立ち寄るようにすること。高速ならサービスエリア、一般道なら道の駅は必須ですよ♪そして、途中起こり得るハプニングさえも味方にしてしまう心の余裕を持つことです。
例えば、いきなり雨が降ってきたとしましょう。
今どき、コンビニに行けばビニール傘くらい売っていますよね?そうしたら、一緒に相合傘をするチャンス!その瞬間、お互いに気持ちがときめく☆なんてことだってあるのかも♪